まだ高校３年の頃、、

 

卒業したあとの進路をどうするか、

そんな話しを先輩としていたときに、

「オレの友達で　島でダイビングして働いているヤツがいるけど、

アイツはおもしろそうだな・・・」　って聞いた　その言葉。

 

ダイビング！？

 

潜って　ナニするんだろう？

ダイビングをしている人達は、海の中で一体ナニをしているのか？？

 

当時　ネットも普及していないときだったので、ダイビングのことなんてまったくわからず、

ダイビングして　島で生活、、、

 

確かになんて夢のような生活をしているんだろう！！

と、１８歳の少年は「ダイビング」という言葉と、「島で生活」というフレーズに少し引っかかっていた。

 

ただ、まったくわからない世界で、

他に聞く人もいないまま、

明確な目標がない中、　大学を受験した。

 

「明治大学」

日本史のテストで　そんな事があったのはいま知ったよ！明智くん！！

という問題ばかりがでてくるなか、

当然　受かるハズもなく。。

 

もう一つは、「日本体育大学」

おまえは　体育教師になれ！と言われるがままに受験するが、

寒いのに短パンで、しかもちょっと雨でぬかるんだ地面に平気でオシリをつけてストレッチをし、

１００ｍを激走するまわりの本気度に気持ちで負け、オレの居場所はここではないと痛感する。

 

さぁ、これでやることがなくなった！

よし、

もう一度　先輩に話しを聞きに行こう！

 

その先輩もよくわからないというが、

その島に行けばダイビングができ、

目の前が海という素晴らしい生活ができる‼

 

とにかく　海の中はめちゃめちゃキレイらしい！！

 

その情報のみで、

ダイビングをするため、島に行くことを決意する。

 

実際、大学も行かない自分にとってはちょうどよかった。

ダイビングなんて誰もやったことなかったし、

わけのわからん島に行くってゆうのも、なんとなくソレだけでよかった。

 

ところがだ、

当時　お付き合いをしていた彼女だけが反対をすることになる！

 

島なんか行っても　仕事なんてあんのか！？

 

そんなことは行ってみないとわからない！

 

そもそもダイビングの仕事をするにしても、

ライセンスも持ってないのに　ダイビング出来なかったらどうすんの？

なんの役にも立たないじゃん！？

 

ん？？ん？？

なんて！？

 

ライセンス！？

なにそれ！？

 

その彼女が、島に行ってダイビングをしに行くってゆうことを止めるために、

ダイビングのことを調べてくれていて、

少年は　そこで初めてライセンスというモノを知ることになる。

 

それは知らなかった！

確かに言う通りだ！！

島に行ってんのにダイビング出来なかったらそれはエライことになる‼

あぶない　あぶない！

 

その後、地元のダイビングショップに話しを聞きに行ったのだが、、、

その話しは長くなるのでまた今度。。。

 

結果、その彼女が調べてくれた東京のダイビングショップでスタッフ募集の求人があり、

面接を受け　そこの会社に就職をすることになり、

３週間後にはその彼女との別れがあり、

野生のイルカと泳ぐ経験をして、

これを広めたいと思い、

ダイビングのライセンスを取得し、

海の世界に魅了され、

そして　インストラクターになり、

今に　至る。。。

 

かなり長くなりましたが、

 

そのときの島、、、

 

目の前にキレイな海があって　毎日が夢のような生活ができる場所がある、

そう初めて聞いた　あの島・・・

 

それが　『喜界島』

 

４/１７～/２０

 

遂に　その「喜界島」に行くことになりました。

 

２１年前の少年が夢に思い描いた景色とは　いったいどんな世界なのか、、

 

それを見に行ってきます。

 

そんな想いがあるってゆうのはダレも知りません。

なんか　ドキドキします。

 

今日は家昌（父）の誕生日。

おめでとう！

 

では。