サイパンに行って、

今回グランヴィリオだったので、お風呂で思い出したんですけどね。

 

 

以前、勤めていた ダイビングショップ に　１コ上の先輩がいまして、

 

ハマダさん。

 

ワタクシの周りで、

メンタルの強さはこのパイセンはダントツです。

メンタルが強い人はどんな壁も乗り越えているんだと思います。

基本、海外に行ったときはパイセンと同じ部屋だったのですが、

 

そのときも同じグランヴィリオで。

 

ダイビングを終え　翌日のＧＯＬＦに備え

バスタブにお湯をはり　疲れた体を癒そうとしていたハマダさん、

 

どれだけお湯をだしてもうまく湯船にお湯がたまりません。

 

ボクもいろいろやってみたのですが、

どうやら栓が壊れていたらしくお湯をためれない状態でした。

 

電話するわ～と言って　おもむろにフロントに電話をするハマダさん。

 

「あ、ちょっとすいません～、

湯船にお湯がたまらないんですけど・・・」

 

「あ、えーとー、なんかお風呂が　　壊れてるみたいで・・・」

 

「・・・・・・」

 

当然　相手には伝わりません。

 

なにせ、ここはサイパンですから。

 

その上で　あえて日本語で普通に言うハマダさん。

 

箱根や熱海と同じ口調です。

 

なにやら英語で言われているようで、、、

 

「Ａｈ～、　湯船、、、おけ、、、

 

お湯、お湯～、、お湯？　　お湯！？・・・」

 

”お湯は　ホットウォーターです”

 

「ホットウォーター・・・」

 

いや、たぶんそれだけだとお湯がきちゃうと思います！

カップラーメン食べたい人みたいになっちゃってます！

 

”バスタブ　って言ってください！”

 

”バスタブ　と　ブロークンって言った方がいいで…”

「ＹＥＳ、おっけー、おっけー！」

 

伝わったんかぁぁぁ～い！！

 

で、本当に工具持って部屋に来たーーーー！！

 

ハマダさん　すげーな！

 

お湯、お湯～、、、お湯？　お湯！？

 

で伝えた！！

 

伝える力ハンパねーす。

 

 

初めて一緒にサイパンに行ったときも、

 

セーフティボックスにお金を入れておいたのだが

楽しいダイビングから帰ってくるとセーフティボックスが開かなくなってしまいました。

 

よくよく読んでみると、

日付けが変わるとお金を入れないと開かなくなる仕組みで、

手持ちのお金がありません。

 

そのときすでに、ハマダさんはフロントに電話をして、

 

「あ、ちょっとすいません～、

金庫が開かなくなっちゃったんですけど・・・」

 

「お金が、、、　　中なので、、、

金庫が、、、　　　開かないんです、、、」

 

日本語ーーーーー！？

 

すべて日本語！！

 

あのときは、初めてだったのでかなり衝撃的におもろかったのを思い出しました。

 

フロントに電話して、　　お金がないんです　って！！

 

伝わり方間違ったら　すごい困った人ですよ？

 

セーフティーボックスとかも言わずに、

いきなり　お金がない　と言われても　！

 

海外で、

 

「あ、ちょっと　すいません～・・・」

 

から　入ってそのまま日本語でしゃべり続けれるそのメンタル！

 

そして、それだけで伝えれちゃった　伝達力！

 

彼は　サムライです。

 

 

サイパンの最終日、

朝食を食べ、

ビーチに散歩に行くと　海に人が一人浮いていたので

 

溺れているのでは？

助けに行くか！？

 

と、思ったら　ラストサムライ　ハマダさんでした。

 

 

どんだけ～～～♪

 

しかも　最初見たときは仰向けでしたからね。

 

ビーチでは　卒業旅行らしき女子大生たちがキャッキャッキャやっているなか、

その後ろで　ただ、水面に浮かぶ・・・。

 

おそらく写真に入ってしまうであろう場所で　ただ、浮かぶ・・・。

 

 

 

できない！

 

オレには無理だ。

 

でも、ハマダさんは大丈夫。

 

あのメンタルは　ハンパない！

 

いったい、どれだけの壁を乗り越えれば　そこに辿りつけるのか。

 

これからの新社会人のみならず、お手本にしていただきたいものだ。

 

ちなみに、

 

そのハマダさんが、体調がよくないときの会話を聞いていると、

 

「なんか　風邪ひいたっぽくてさ～、

 

レッドブル買ってきてもらお」

 

「違いますよ、ハマダさん！

 

どうせ　薬局通るなら　レッドブルじゃなくてユンケルじゃないッスか？」

 

と、ツッコむオカダくん。

 

いやいや、

 

薬局通るならユンケルじゃなくて　風邪薬でえーやんって言いたかったですが、

パイセンには　恐れ多くそんなことは言えません。

 

そこは　せめてジキニンでしょ！？

 

海外と同様に、電話の早いパイセンは、

イガラシというスタッフに電話をします。

 

「あ、イガラシ？

戻ってくるとき　レッドブル買ってきて」

 

結局　オカダくんの意見をまったく聞き入れずに、レッドブルを頼むハマダさん。

 

「なんか風邪っぽくてさー

え？、イガラシも調子よくないの？

頭痛！？

 

じゃぁ、レッドブル２本買ってよ。

１本あげるわ」

 

頭痛にも　レッドブル！？

 

マジか！

一人　笑いをこらえるのにどれだけ必死だったか。

 

電話を終えると、

「アイツ頭痛するってよ。

 

運動不足だな・・・」

 

えぇーーーー、

原因　運動不足？？

 

運動不足で　頭痛　、

で　、　レッドブル　！？

 

その会話めっちゃ　おもろいーーーーー！

一人で　ニヤけるーーーーー！

 

結局のところ、長々いろいろと書いてきましたが、

これを誰かに言いたかっただけです。

 

ボケで言ってるのではなく、普通にレッドブルですからね。

おそらく、このウイルスにもレッドブルで対応してるハズです。

もしくは、「さすがにレッドブルじゃムリだな、

イガラシ、　モンスター買ってきて！」

って言ってると思います。

とにかく　彼はサムライだ。

 

愉快な仲間たちと一緒に 大きな海を広める仕事ができて幸せです。

 

社会は苦しいことだけではありません。

 

頑張っていきましょう！

 

 

ではっ！